社員の器を知る

Our Members05 コミュニケーション力を高めてさらなる後輩の育成やRPAの普及に取り組みたい S.M

親しみやすい会社の雰囲気に魅力を感じて入社。全くのIT未経験ながら、RPA(ロボットによる業務自動化)という次世代サービスに携わっている。今はOJT担当とメンターとして3名の新入生をサポートしている。

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どんな器をひろげていきたいですか?

後輩の「考える力」を養うために

入社1年目は、自分の業務だけに専念していればよかったのですが、2年目になってOJT担当として、後輩に技術指導やサポートもするようになりました。
メールの方法から、開発ソフトの使い方、資料の作り方に至るまで、業務に関わる全てのことを教えています。自分の業務を行いながら、後輩の進捗状況に合わせて、つくったものをチェックしたり、分からないことは適時解説しながら、フィードバックをしています。
後輩に教える際には、「なぜその業務が必要なのか」という背景や目的も一緒に伝えています。作業内容だけを伝えていては、単なる作業担当になってしまい、作業の意味が見出せずに、仕事もつまらなくなってしまいます。さらに、自分で考える力も身に付きません。最初は教えるのにも時間がかかっていましたが、今は後輩から少しずついろんなアイデアや発想が出てくるようになりました。教える力をさらに高めていきたいですね。

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現在の仕事とやりがいは?

1年目の失敗が、2年目の自信につながっている

私の所属部署では、業務の自動化を促進できる「RPA」や「AI」の次世代サービスをお客様に提供しています。その中で、私は「ロボットによる業務自動化」が行えるRPAの提案から開発、導入まで一貫して担当しています。お客さまのニーズをヒアリングし、最適なRPAを提案・開発、さらに納品後のお客様への技術指導も、私の役割です。例えば、RPAの導入を検討している企業から「こういうことを自動化したいのですが・・・」といった相談を受けてアドバイスすることもあります。
1年目からお客さま先に積極的に訪問して、提案やヒアリングの場面で、さまざまな失敗を経験してきました。それを生かし、2年目では、聞きたいことを事前に準備してお客さんに提示するようにして、相手のニーズを引き出せるようになってきました。コミュニケーション力も高まり、自分1人でできることが増え、最近は仕事も次第に面白くなってきました。

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将来の目標は?

業務の効率化を高め、周囲との対話を深める

自分の仕事は一人でできるようになってきましたが、後輩の教育については、まだまだ力不足を感じます。例えば、後輩が作ったシステムをチェックして初めて、認識の違いが分かったりするので、時間のロスが発生します。もっと早い段階で認識をすり合わせることができたら、スムーズに業務を進められたはず。後輩とのコミュニケーションの時間をもっとつくれるように、効率化を高め、自分の業務時間をもっと短縮していかなければなりません。また私の開発業務は、専用ソフトを使って行うので、プログラミングの基礎知識があれば、従来のようなソースを書かなくても、システムが作れます。そのため、開発業務よりも、お客様へのRPAの指導などのウェイトが高くなるので、事前準備をしっかりして、簡潔に伝えられるようにコミュニケーション力をさらに磨いていきたいと思います。ニーズウェルは、私のようにプログラミング経験が浅い人でも、活躍できるフィールドがあります。

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