ニュース
News
2024-03-29
「業務系システム開発」サービスラインにマイグレーション開発を追加
~マイグレーション開発の需要増加に応え事業成長を促進~
当社は、成長注力領域であるマイグレーション開発の事業拡大を目的として、業務系システム開発のサービスラインに「マイグレーション開発」を追加いたします。中期経営計画の達成に向けてマイグレーション開発の需要増加に対応し、更なるビジネス拡大を促進してまいります。
1.「マイグレーション開発」追加の背景
1950年代に登場した大型汎用機システムは、旧来のプログラミング言語であるCOBOLにより開発され、今もなお基幹システムとして稼働を続けるものが少なくありません。これらの汎用機はCOBOL技術者の高齢化や大手ITベンダーの汎用機ビジネスからの撤退等により、今のままでは将来的に維持できなくなる恐れが強く懸念されております。
このようなリスクへの対策の一つとして選択肢となるのが、マイグレーションと呼ばれるデータやシステムの移行です。システム環境やプログラム言語の置き換えにより最新のITプラットフォームの利用が可能となること、オープン系ソフトウェアの実装により新しい技術の利用が可能となること、移行前のシステムのソースコードなどを生かした開発により開発コストを抑えやすいことなどから、情報システムのTCO※の抑制につながり、今後の需要が見込まれております。
現在当社では、ニアショア開発拠点である長崎開発センターを中心に、東京本社のプロジェクトマネージャーとブリッジSEを加えたマイグレーションチームが密に連携し、高品質なシステムの提供を行っており、新たなマイグレーション開発案件の依頼が増加しております。
今回業務系システム開発のサービスラインに「マイグレーション開発」を追加することは、今後の更なる需要増加によるビジネス拡大を見据えたものであります。
なお、当社はレガシーシステムのオープン化を支援するソリューション(2025 Solutions)を提供しており、オープン化に伴う様々なご提案をさせていただいております。
※TCO:Total Cost of Ownership 導入から廃棄に至るまでにかかる全期間にわたる総コスト
2.当社サービスラインの概要
業務系システム開発、IT基盤、ソリューションの各領域で蓄積した技術とノウハウを相互に組み合わせ、お客様のビジネスの目的や期待する結果に対応するサービス提供をします。
(1) 業務系システム開発
金融、通信キャリア、物流など、各産業分野におけるシステムの企画・設計から開発・テスト、納品後の保守・運用までをワンストップで対応します。クラウド、AI、分析などの最新技術を活用した価値の高いシステムを提供することでお客様のビジネス拡大に貢献します。
(2) IT基盤
業務システムやアプリケーションの開発だけでなく、ハードウェアやネットワークまで含めた総合的なICT環境を提供します。また、複雑化するシステム基盤やその上で動作するソフトウェアの品質確保や効率的な運用実行を支援します。
(3) ソリューション
お客様の働き方改革を実現するために、PRA、AI、データ連携、クラウド、ローコード開発ツールなど当社ソリューションを活用し、DX化と業務効率化を促進します。