実社会課題解決プロジェクト
RPAを活用した業務改革考案
実社会課題解決プロジェクト「RPAを活用した業務改革考案」
ニーズウェルは、長崎大学情報データ科学部とのタイアップで、本物の社会で学び成長する授業「実社会課題解決プロジェクト」に参画しました。
授業は2022年4月8日から2023年1月27日の約9か月間にわたるため、学生の方がじっくりと社会の課題解決に向けて成長できます。
ニーズウェルの課題には、11名の学生の方が2班に分かれて参加してくれました。
今回の課題は、RPAツール WinActor!
多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいる中、ニーズウェルは事業として、DX推進の中心技術であるRPA(Robotic Process
Automation)の導入コンサルティングを行っています。
「WinActor」は、パソコン上の操作を人に代わって操作してくれるソフトウェア型ロボットです。
RPAを活用した企業の業務効率化について考えるために、「WinActor」を使い業務自動化にチャレンジしました。
課題のゴールは、WinActorの習得と業務自動化の実現です!
開催概要
期間 | 2022年4月8日~2023年1月27日 |
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課題 | RPAツール「WinActor」を習得し、業務を効率化してみよう! |
参加者 | 11名 |
開催方法 | リモート会議 |
カリキュラム
まずは、WinActorの基本操作を学びます。
研修終了後は、班ごとに大学内でインタビューをし、課題となっている業務を探していただきました。
担当者の方にヒアリングし、業務自動化ロボットの作成に取り組みます。
成果発表会では、自動化した処理の内容を見せていただきました。
発表内容のご紹介
A班 |
各学生からの勤怠表を1つのファイルへ集計する作業を効率化
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B班 |
対象者へ催促メールを送信する作業を効率化 Googleフォームのサークル活動情報をExcelに転記する作業を効率化
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自身でフォーム画面を作成する等、臨機応変にロボット作成に必要な環境を整えておりました。
要件定義、設計、開発という一連の流れから、ニーズウェル社員の実業務に近い内容を体験できたと思います。
RPAについてもより理解しようと勉強し、皆様の力で業務効率化実現できており素晴らしかったです!
プロジェクトを終えて
最後に、今回のプロジェクトについていただいたコメントをご紹介します。
長崎大学 情報データ科学部 北村史助教 |
昨年度にひきつづき、今年も実社会課題解決プロジェクト科目にテーマを提供いただきありがとうございました。 RPAの技術は、WinActorのようなアプリケーションソフトウェアが開発されたことで益々身近になり、プログラミングの専門的な知識がなくても実行可能な利便性があります。 今年度も学生達に学びと成長の機会を与えていただきありがとうございました。 |
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A班の学生さん | ロボット作成でエラーが出た際、ログを確認して直すところが難しく根気のいる作業でした。そのエラーで苦労していたところから、ロボットが動いて完成した瞬間はとてもスッキリしました。 WinActorを一年間触り、大学内の業務を何か改善できないかと取り組んだ結果、RPAの便利さを知り、これからの社会では単純作業ではない創造性を持つことが大切だと感じました。 |
B班の学生さん | 全員がWinActor未経験で始まった活動でしたが、試行錯誤しながら全員で使い方を覚えていきました。並行して大学内でのインタビューを行い、解決すべき問題を見つけました。 活動が始まった時は初めてのことばかりで不安でしたが、メンバーが様々な場面でそれぞれの得意なことを発揮できたため、充実した活動になったと思います。 自分達でロボットを完成させ発表でき、一連の活動の中でメンバーと協力して最後までやり切れたことが楽しかったです。 |
ニーズウェル社員は、全ての授業がリモート参加となりましたが、皆様と積極的にメールやWeb会議でのディスカッションができ、一緒に課題解決に取り組むことができました。
また、その中で皆様をサポートするために、わかりやすく伝えられるよう自分達の知識も深められました。
貴重な機会をいただきました長崎大学様、ご参加いただいた学生の皆様、ありがとうございました。